オンライン診療アプリの選び方

はじめに

オンライン診療は新型コロナウイルスの影響によって規制緩和が進み、初診でも受診できるようになったため利用しやすくなりました。
現在ではさまざまなオンライン診療アプリがあり、どれを使えばいいの迷ってしまう方もいらっしゃるでしょう。

そこで、オンライン診療アプリを選ぶ際に考慮すべきポイントを3つお伝えします。
ご紹介したポイントを押さえた比較表も作成しましたので、アプリ選びのご参考になさってください。

オンライン診療アプリを選ぶポイント

ご自身の容体やニーズに合ったアプリはどのように選ぶべきでしょうか?
ここでは、オンライン診察アプリの選び方を3点ご紹介していきます。

  • 受診したい診療科目に対応しているか
  • 利用料金が安い・料金体系がわかりやすいか
  • 便利な機能があるか

受診したい診療科目に対応しているか

実際に病院に行く場合と同様に、オンライン診療でも受診したい診療科目を提供しているアプリを選ぶことが重要です。
婦人科や小児科といった専門性に特化したアプリもあれば、幅広い診療科目をカバーするアプリもあります。

自身が必要としている治療を受けるためにも、受診したい診療科目に対応しているアプリを選びましょう。

利用料金が安い・料金体系がわかりやすいか

オンライン診療の診療報酬は、基本的に外来診療と同じです。
しかし、多くのアプリではサービス利用料が別途請求され、その金額にはばらつきがあります。
さらに、薬を自宅へ配送してもらう場合には送料が発生し、即日配送となると負担する金額はさらに大きくなります。

「思った以上に費用がかかってしまった」ということがないよう、アプリを使う前にサービス利用料や送料はいくらかかるのかを必ずチェックしておきましょう。
また、クレジットカードを持っていない場合は、対応している決済方法についても確認しておくことで、スムーズに受診できます。

便利な機能があるか

オンライン診療アプリによっては、独自の機能を有している場合があります。
比較ポイントとして前述した診療科目や料金に関しては、そこまで大きく差が出ることはありません。

そのため、日常的にオンライン診療を利用するのであれば、クリニックや薬局をかかりつけ登録できたり、お薬手帳といった機能があったりするアプリを選ぶと便利でしょう。
また、デザインや操作性は個人の好みによって異なりますので、自分にとって使いやすいと感じるアプリ選ぶことが重要です。

オンライン診療アプリ比較表

ここでは診療科目が幅広く、ダウンロード・登録が無料のオンライン診療アプリを紹介します。

ファストドクターcuronSOKUYAKUCLINICSLINEドクター
診療科目全10科目
発熱外来
花粉症外来
内科
小児科
婦人科
アフターピル処方
心療内科・精神科
メディカルカウンセリング
生活習慣病外来
新型コロナ後遺症
全29科目
内科
小児科
産婦人科・婦人科
消化器科
循環器科
呼吸器科
腎臓内科
糖尿病・内分泌代謝科
血液・腫瘍内科
アレルギー・膠原病科
脳神経科
乳腺・甲状腺化
精神科・心療内科
眼科
耳鼻咽喉科
皮膚科
整形外科
形成・美容外科
泌尿器科
麻酔科・ペイン
放射線科
救急科
リハビリテーション科
歯科・口腔外科
在宅診療科
緩和ケア科
遺伝診療科
全26科目
発熱専門
インフルエンザ
内科
循環器内科
呼吸器科
消化器科
小児科
耳鼻咽喉科
皮膚科
眼科
産婦人科・婦人科
泌尿器科
腎臓内科
代謝・内分泌内科
内視鏡内科
精神科・心療内科
整形外科
リウマチ科
外科・小児外科
放射線科
乳腺・甲状腺外科
心臓・血管外科
肛門科
リハビリテーション科
形成外科・美容外科
AGA外来


全28科目
内科
循環器内科
神経内科
腎臓内科
血液内科
代謝・内分泌内科
外科・小児外科
整形外科
心臓・血管外科
脳神経外科
乳腺・甲状腺外科
リハビリテーション科
小児科
産婦人科
眼科
耳鼻咽喉科
皮膚科
アレルギー科
呼吸器科
消化器科
泌尿器科
肛門科
形成外科・美容外科
美容皮膚科
精神科・心療内科
放射線科
救急科
麻酔科
※LINEドクターは診療科目ではなく処方してほしい薬を選んで受診します。

全16科目
花粉症の薬
風邪の薬
コロナ対応薬
インフルエンザの薬
皮膚科の薬
鼻炎の薬
ニキビの薬
高血圧の薬
便秘の薬
頭痛の薬
喘息の薬
胃腸炎の薬
睡眠改善薬
美容の薬
低用量ピル
AGAの薬
利用料金
※1回の受診につき
330円330円
※薬局に処方箋をFAX・郵送料する場合+150円
275円
※クリニックによっては別途システム利用料」がかかる場合もある
0円
※クリニックによって別途「予約料」がかかる場合がある
・診察のみ:330円
・診察+服薬指導を受ける場合:660円
クレジットカード以外の決済方法コンビニ後払いなしコンビニ後払いなしLINE Pay
薬の配送・当日お届け:3,080円
※東京都内のみ
・翌日以降お届け:1,034円(東京・神奈川・千葉・埼玉・大阪・京都・奈良・滋賀・兵庫、愛知)
:1,320円(上記の都道府県以外、翌々日までのお届け)
※翌日宅配の配送料は薬局へ支払い
・ヤマト宅急便コンパクト:一律680円
※+箱代70円を薬局より請求される場合あり
・ヤマト宅急便:一律960円
・当日お届け: 660円〜
※首都圏のみ対応
・翌日お届け:550円〜~
※クリニックによって変動・即日配送:1,050円
・通常配送 :440円
※診療の実施後1~4日以内

※院内処方の場合はクリニックによって変動
機能・往診にも対応
・登園許可証・診断書の発行可
・複数アカウント登録可
・ヘルス機器と連携
・病院へのチャット相談
※病院が許可した場合
・かかりつけ医・薬局登録
・お薬手帳
・お薬手帳
・Amazonファーマシーと連携
・LINEアプリから利用可能
※2024年7月調べ
タイトルとURLをコピーしました