ED治療はオンライン診療がおすすめ!症状・原因・治療法

お役立ちコラム

ED治療を考えたらまずはオンライン診療で相談してみましょう。

「性欲はあるのに勃起が続かない」「たまに性行為が失敗することがある」
このような悩みが出てきたら、EDのサインかも知れません。

ここではEDの症状や原因について解説します。
思い当たる節がある方は、早期に医療機関を受診するのがおすすめ。
オンライン診療なら、病院にかかるのが恥ずかしいという方も安心して利用できます。

EDとは

EDとは、Erectile Dysfunction(勃起不全)の略称であり、男性によく見られる性機能障害の一つです。
一般的には、性的興奮を感じても十分な勃起が得られない状態を指します。

EDにはいくつか段階があります。
まれに性交に失敗する軽度のものから、まったく機能しない完全EDまであります。

年齢とともに有病率が高まる傾向にありますが、20〜30代と若い世代でも悩む方は少なくありません。
現に952万人もの男性が中等度以上のEDであることが調査で分かっています。

軽度EDは596万人、軽度~中等度EDは455万人、中等度EDは372万人、重度EDは251万人、完全EDは328万人、中等度以上の深刻なEDに悩む人の数は952万人であることがわかりました。

浜松町第一クリニック|ED(勃起不全)有病者数調査2022

性機能障害は男性にとって非常にストレスのかかる問題です。
もしかして、と思ったら早期に適切な治療を受けることが重要です。

EDの症状

EDの症状には、以下のようなものがあります。

  1. 勃起不能:性的刺激があっても、勃起しない状態
  2. 勃起維持不能:一度勃起した状態を維持できない
  3. 性行為中の勃起喪失:性交中に突然勃起がなくなる
  4. 性的欲求の低下:性的興奮や欲求が低下する

これらの症状が繰り返し現れる場合、医師の診断が必要となります。

EDのかんたんセルフチェック

EDを簡易的に診断する目安として、勃起硬度測定評価(EHS)があります。
このテストは治療効果を確認する際にも使われます。
勃起時の陰茎の硬さについて当てはまる硬さをお答えください。

グレード硬さの目安状態
4りんご陰茎は完全に硬く、硬直している
3グレープフルーツ陰茎は挿入には十分硬いが、完全には硬くはない
2みかん陰茎は硬いが、挿入に十分なほどではない
1こんにゃく陰茎は大きくなるが、硬くはない
0陰茎は大きくならない
ED診療ガイドライン[第3版]p.41|付録 6 勃起の硬さスケール(日本語版 EHS)

グレード0〜2はEDとして判断されます。
しかし、グレード3であっても性交に支障がある場合は治療の対象となります。

EDの重症度セルフチェック

国際勃起機能評価スコア(SHIM)では、質問ごとに当てはまる回答のスコア(0〜5)を合計すると、EDの重症度がわかります。
このテストは実際の病院の問診時でも使われます。
直近6か月以内の状態をお答えください。

質問
1.勃起してそれを維持する自信はどの程度ありましたかなし非常に低い低い中くらい高い非常に高い
2.性的刺激によって勃起した時、どれくらいの頻度で挿入可能な硬さになりましたか性的刺激は一度もなし全くなし
ほとんどなし
たまに
(半分よりかなり低い頻度)
時々
(半分の頻度)
おおかた毎回
(半分よりかなり上回る頻度)
毎回
ほぼ毎回
3.性交の際、挿入後にどれくらいの頻度で勃起を維持できましたか性交の試み一度もなし全くなし
ほとんどなし
たまに
(半分よりかなり低い頻度)
時々
(半分の頻度)
おおかた毎回
(半分よりかなり上回る頻度)
毎回
ほぼ毎回
4.性交の際、性交を終了するまで勃起を維持するのはどれくらい困難でしたか性交の試み一度もなしほとんど困難かなり困難困難やや困難困難ではない
5.性交を試みた時、どれくらいの頻度で性交に満足できましたか性交の試み一度もなし全くなし
ほとんどなし
たまに
(半分よりかなり低い頻度)
時々
(半分の頻度)
おおかた毎回
(半分よりかなり上回る頻度)
毎回
ほぼ毎回
ED診療ガイドライン[第3版]p.39|付録 3 Sexual Health Inventory for Men(SHIM)
重症度分類合計点
EDなし22〜25
軽度17〜21
軽度〜中等度12〜16
中等度8〜11
完全ED5〜7

各質問の点数の合計が21点以下であればEDと判定されますが、あくまでも目安です。
気になる方は医療機関に相談してみましょう。

EDになる原因

EDの原因はさまざまあります。

  • 気持ちがかせになっているもの(心因性
  • 神経や血管に何らかの障害があるもの(器質性

心因性の原因ではストレスや不安、うつ病などの精神的な問題が関与していることがあります。

一方、器質性の原因では、加齢による老化や喫煙といった生活習慣の悪化、高血圧、糖尿病、動脈硬化などの身体的な要因が関与していることがあります。

このほか、治療中の病気や薬による副作用によっても発症する場合があります。

このいずれか一つが原因と特定されるわけでありません。
複数の原因が重なってEDになってしまうことも珍しくないのです。
例えば、仕事のストレスで不眠や喫煙量が増え、生活習慣が乱れてしまうということで高血圧になり薬を服用するといったパターンです。

EDの治療法

EDの治療法としては薬物療法や心理療法、手術などがありますが、個々の症状や原因に応じて適切な治療法を選択することが重要です。

薬剤療法で主に使われる薬には以下のようなものがあります。

  • バイアグラ
  • レビトラ
  • シアリス

これらは、血流を改善して勃起を促す効果があります。
効果の出方には個人差がありますが、有効率は70〜80%と期待できる治療法です。

さらに、心理療法やカウンセリングも効果的な治療法として考えられています。
性的不安や心理的な問題が原因となっている場合、カウンセリングを受けることで心の健康を改善し、EDを克服することができる場合があります。

上記の治療法では十分な効果が得られない場合、注射や手術による治療法も存在します。
効果やリスクを慎重に検討した上で、医師と相談することが重要です。
また、どのEDタイプにおいても生活習慣の見直しは有効ですので、適切な食事、運動、睡眠などを心がけましょう。また、喫煙や飲酒の量を減らすことも効果的です。

最近ではオンライン診療が広まっており、特にED治療においても便利な選択肢となっています。
自宅や仕事場などの場所でインターネットを通じて医師と相談できるので、病院に行く手間や時間を節約することができます。
また、オンラインでの診療はプライバシーを守ることができるため、ED治療に対する抵抗感がある方にもおすすめです。

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